中堅商社マンの海外出張報告(へなちょこ編)

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  作成日時 : 2005/02/20 20:24   >>

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これは俺の話。
俺は中国語が話せる。
現地人程完璧に話せるわけではないので、たかがしれてるが、他の中国語ができる日本人のビジネスマンや駐在員と比較しても、うまいと思うし、実際のレベルはそれよりは高いと思っている。
自分では。
だから中国に出張して仕事をする分にはコミニュケーションには全く困らない。
それに中国の習慣や商習慣にもある程度明るい。
現に、中国との商売を経験して、すでに10年以上になる。
ただ、中国語が話せることで非常に困ることがある。
それが中華料理だ。
実は、俺はほとんど中華料理のことを知らない。
元々食べ物に興味が無い性格の俺は料理を覚えようとする気も無いばかりか、料理を覚える才能が欠如している。
これが困る。とても困る。
日本からの客や会社のお偉いさんを中国で通訳やアテンドすると、当然一度以上は中華料理になる。
中華料理を食い飽きている(その割には覚えない)おれには、苦痛のひとつなのに、何故か中華料理になる。
あたりまえだが。
特に初日とかは必ず、「中国に来たからには今晩の夕食は中華料理で。」などというお付のバカなんかがいて、必ず中華料理になる。
あたりまえだが。
まー、それは仕方ないとして、そういったお付のバカは必ずこういうことを言う。
「○○君は中国語もうまいし、中国に精通しているから、○○君にうまい中華料理のお勧めのところを紹介してもらいましょう、部長、それがいいんじゃないですか、間違いも無いでしょうし。。。。。」
とか必ず言う。
それが上海でも北京でも、ひいては煙台とか威海みたいな辺鄙なところでも、そうなる。
いくら中国のいろんなところ行ったからって、各都市のお勧め料理屋なんか知る訳ない。
いや、知りたくもない。
いや、これ以上、食いたくもない。
それに普通は一人で回ってるので、どんな辺鄙なところでも、どんなに偽物に近くても、なんとか日本飯屋を探している食べている俺が、お勧めの中華飯屋なんか知るわけない。
ほんとに、知りたくもない。
辺鄙な都市に日本人が一人で行って、お勧めの中華飯屋でフカヒレとかアワビとかの高い料理を一人で円卓囲んでたら、それは異常だ。っていうか、めちゃくちゃ変だ。
それにそんな料理が中国で一人前の量ででてくるわけない。
数人前の高級料理を一人で囲んで円卓の上の回転テーブル回している日本人がいたら、いくら中国でも変だ。
でも、そこは悲しい中堅商社マンの俺だ。生まれながらの中堅商社マンとも言われる俺だ。
だから、こう言ってしまう。
「いやぁー、そうですね。じゃ、うまいとこ予約しておきますので。これぞ○○料理!みたいな店で!!!いやー、うまいらしいっすからその店は」(因みに○○には、上海料理とか広東料理とか、煙台料理とかが入る)
うまいらしいとか言っとくのは、聞いた話じゃうまいというニュアンスを入れとくことで、まずかった場合の保険だ。
これは当然のリスクヘッジだ。
たまに、もっとバカのお付で、「あれー、○○君行ったこと無い店?大丈夫?○○君のお勧めの店じゃないの?中華料理のレストランは軒並みしってるんでしょ?」とか突っ込みを入れる輩がいる。
こういう輩は最低だ。
中国の中華料理の店を軒並み知っている日本人(中国人でも良いが)、そんな輩がいたら俺だって会ってみたい。
億の数になると思うぞ。億の。
小さい食堂とか屋台とかいれたら、たぶん億超えるぞ。毎日三食中華食っても、どれだけかかるんだ。
100年生きても三万六千日くらいしか無いのに、10万食中華食っても全然足りねーじゃねえーか。
それに100年もかけたら、つぶれる店とか新しい店とか入れ替わって、もっとすげー数になるじゃねーか。お前は低脳か?お前はそんなに毎日三食中華飯食えるのか!
と、心の中で悪態をつきつつ、顔には満面のつくり笑いを浮かべて、
「いやー、軒並みは無理すよ。いくらなんでも。それに私なんか、一人で回ってるときは、そんな高級なところにはいけないんすよ。へへへ。」とか言わなきゃなんないところが中堅商社マン。
悲しいっす。

さて、話は戻って、その会食の席。冒頭の通り、これが一番困る。
実は、料理の名前も食べ方も、全く知らない。
当然知ってるような素振りでいるが、実は全然知らない。
だって、興味ないもん。
さて、丸テーブルに白いクロスをかけた机に、日本人だけで座る。大体これが普通。
中国人側から招待されたときは、俺はオーダーもしないし(したら当然失礼)、ホストも向こう側なので黙っていればいいので、これは楽。
日本人だけで中華の会食をするときが、俺が困るとき。いつも。
まず、ウェイトレスのお姉さんを中国語で呼んで、飲み物としてビールを全員分注文する。
これは問題なくできる。
ビールを配りながら、そのうちテーブル係りのお姉さんかウェイターが全員にメニューを配る。
全員が一応メニューを覗き込む。
この辺は日本人のおっさんなら大体同じパターン。
漢字ばっかりでわかんねーんだろうな、と思いつつ、俺も見るふりをする。
俺は読めるんだけど、どんな料理だか全然わからない。(想像はつきますが。。。)
さて、全員が一応メニューを見て、見開きのメニューを閉じる。これもパターン。
そして、黙っている俺に誰かが一言発する。
「見ても分からないし言葉もできないから、○○君任せるよ、おいしいの頼むよ。」
そんな発言と同時に他のメンバーも「そうだ、そうだ、○○君にお願いすれば大丈夫でしょう。」と連呼が始まる。全くいつものパターン。
食いたい料理くらい覚えろよ。と俺は思うが、他人のことは言えない。
でも、俺は中華をこれ以上食いたくないので、やっぱり他人のことが言える。
そこで、悲しい中堅商社マンの俺は、ウェイターを中国語で呼んで注文する。
どうせ他のメンバーは中国語できないので、この辺はボロが出にくい。
さも慣れた感じを体で表現しながら、中国語でウェイターと話をする。
こんな感じだ。

「あのさー、この人たち日本から来たばかりでうまい中華食いたいっていってるんだけど、金ならあるみたいなんで日本人がうまいっていう料理出してくんない。まーフカヒレとか入れとけば文句でないだろうから、フカヒレは入れてね。で、結局何料理の店、この店。タクシーの運ちゃんにきいたら、日本人が良く行く店とかいってたけど、日本人よく来るの?えっ、ほとんど来ないの?うーん。まー、いっか。で、何がうまいの?どの料理があんたのお勧め?いや、店のお勧めじゃなくて、あんたが好きな料理きいてるんだけど。肉料理であんた好きなのはどれ?魚であんたが食べてうまいと思ったのはどれ?えっ?この店の料理食ったことないの。賄料理しかないの。うーん、こまったな、じゃあ、うまそうに見えるのでいいや。運んでてうまそうに見えるのはこのメニューのどの料理。じゃー、それとそれとそれ。この人たちに聞いたら羊は嫌とかいってるから、羊はいいや。鳩も嫌だって。わがままなんだよな日本人は。そう思わない?あ、おれもそうか。あとフカヒレいれてね。飯と麺は、飯がいいんだって、めんどくさいから揚州焼飯でいいや。あっ、それと白酒はいやみたいだから紹興酒ね。えっ、紹興酒無いの。加飯酒あるだろ。それのこと。えっ、紹興酒じゃないって。いいんだよ、日本人は区別つかないから。赤い酒はみんな紹興酒とおもってるんだから。酒は暖めてだしてね。」

なんていうやりとりをやってると、脇からの雑談で聞こえてくる。
いやー、中国語うまいねだとか、さすが商社マンだとか、中国の仕事には○○君はかかせないとか。
その辺を聞いて少々得意になりながら、「じゃー、皆さん、デザートは食後にオーダーしますので、決めておいてください。マンゴープリンとか、西米露とかあります。因みに西米露はココナッツミルクタピオカ入りのことです。あとフルーツとか、ケーキなんかもあるそうです。」などとあふれるばかりのつくり笑顔でのたまう。
ほんと、いやねー、商社マンって。

さて、テーブルの各メンバーの手元には袋入りの箸と箸置きだとか、スープ用のスプーンとスプーン置きだとかと取り皿とかが担当のウェイトレスのお姉さんから配られる。
気の利いたところは、熱いお絞りなんかが配られる。
その後に前菜としてなのか、メインの料理が運ばれてくる前に、まず落花生とか変な黄色い漬物とかがでてくる。黄色い漬物はショウガみたいなやつだ。
ここで、第一のつっこみが入る。この漬物が何の漬物か、という質問。
誰かが先に食べて、味がいいのか、必ずこの質問が入る。
俺は、何の漬物か知らない。むかしウェイトレスに聞いたが、聞いても分からない単語だったので、その後覚える努力を放棄した。
俺は、その質問を予想して、先に発言する。
「あの、落花生は箸でつまんで食べていいんですよ。」とか、「じゃー、乾杯しましょうか?」とか、「豚肉料理たのんどきましたけど、よろしかったですか?」とか、漬物の話題から場の話題を逸らす。
俺にしてみれば、食えばうまいかまずいかわかるじゃねーか。うまけりゃ、もっと食えばいいし。いちいち何でできてるか聞いても、しょうがねーだろ。と思う。思うけど顔に出さない。
反対に、「いやー、この漬物みたいの、何でできてるか知らないんですよ。」などといったら最悪だ。さっきのあほなお付みたいな輩が、鬼の首を取ったような態度で絶対言ってくる。こうやって。
「○○君でも、中国のことで知らないことがあるんだ。いやー、驚いたな」って。
だから、俺は中華料理なんて、知らないんだって。
中国語話せるからって、かってに中国精通者だと決め付けたのはあんた達じゃねーか。
おれは、自慢じゃないが、中国で精通したこともないって。
と、思いながら、笑ってごまかすしかなくなる。場が疑いの目で見出す。
何度も経験があるが、おれにしてみれば、これはとんだとばっちりだ。
俺は中国語も話せて、中国各地をドサまわりしたけど、中国のことなんて良く知らないって。
僕は中国専門家ですとか、中国は特殊な国で他の国と違いますから、なんて自慢げに話す輩が一番危ないんだって。
日本以外はみんなそれぞれ違う特殊な国なの。日本人からみればね。

続いては、本菜の前にでてくる蒸し海老。
メイン料理の前に、必ず海老のスチームを頼んでおく。しかし料理名は知らない。
中国語で頼むときも「海老を蒸したの」で注文してるので。
これは、ちょっと薀蓄を知っているので、さも中華料理通みたいにその薀蓄を垂れる。
「海老はですね、食べ方があるんですよ。まずですね、3本の角の部分のうち2本を左手に持ってですね、真ん中の大きな角を右手でこうつまみます(親指と人差し指)、それで右手でもった角を引き上げるとですね、脳がでてきますから、その脳を吸うんですね。こうやって。その後にですね、頭を胴体から離して、全部の足を取ります。それから尻尾の側から甲羅を剥くと、甲羅がきれいにとれるんですね。それで出てきた中身を皆さんの前にあるタレにつけて食べてください。」と説明する。
大体、一同真剣に聞く。それほどのことでもないだろうに、真剣に聞いて、試して、感嘆する。
「うーん、脳がうまいね」とか言う輩も出てくる。
単なる蒸しただけなんで、それほどうまいわけないが、皆さん脳に紹興酒が回っているはずだと勝手に誤解してくれ驍フで助かる。
紹興酒で酔わす海老料理なんか、高くて注文できないのに、かってに高級料理だ、さすが中国だ、と誤解してくれるので助かる。

話は脱線するが、これも俺の話。
俺はアメリカの中華飯屋でも中国語でオーダーさせられる。わざわざアメリカでだ。
中華料理嫌いの俺が、アメリカでも中華でアテンドさせられる。悲惨だ。
それはさておき、アメリカの中華料理屋の蒸し海老は中国にくらべて2回り以上も大きい。
味も中国ものより水っぽく、大味でしまりがない。
アメリカでの最初の中華料理のアテンドの時、やはり蒸し海老を頼んだ。中国のサイズを考えていた俺は、出てきた海老のサイズに驚いた。
日本の定食屋ででてくる海老フライぐらいある。
うまくなさそうだなと思いながら、早速いつもの薀蓄をのたまった。
中華だからまずくても俺には大差がない。
「えー、海老はですね。食べ方があるんですよ。まず頭をこうもってですね、真ん中の角と持って、頭の上の皮を剥いてですね、脳の部分をこう吸ってですね。。。。」
そこまで言って、海老の脳を吸ったまま硬直した。
ちゃんと蒸して無い。
さらに海老のサイズがでかい。だから、、、、、、脳が生煮えでやたらまずい。
というか、すっぱくて血の味がする。
普通ならここで全員にまずいからやめといてくださいというところだが、気がついた時にはすでに全員が脳を吸ってしまっていた。
俺はやばいと思ったが、ここで間違いでしたとは言えない。いまさらやめてくださいとは言えない。
よって、味がまずいのを無視した。
みんな吸っちゃったし、どうせ今夜は社内接待だし。相手は人事部長であんまり関係ないし。
いいかなー、とか思って、何事も無かったように、俺の説明は脚の取り方から胴体の皮の剥き方にすすんだ。
皆さん「うーん、何か変な味だね。」とか「すっぱいね。」とか「生臭いですね。」とか言ってざわざわしている。
よほど脳がまずいみたいだ。
というか、滅茶苦茶生臭くてまずかったおれは、ビールで流し込みながら、「いやー、そういうもんなんですよ。中国で食べるのとはやはり味が違いますね。アメリカですから」とか言ってニコニコして次の説明にすすんだ。
ほんとは中国で中華食べるよりアメリカで食べる中華の方が日本人の味覚に合っててうまいっていうのに。。。。。
ほんと、いやねー。商社マンって。
皆さんもアメリカで蒸し海老の脳を食べるときには気をつけてください。酸味があって、鉄くさくて、酸っぱかったら、生煮えです。その海老は。
腹くだします。

さて、本題にもどるが、海老の後には、ウーロン茶が入ったボールが出てくる場合がある。
気の効いた店だとレモンの切れ端が入っていたりする。
みなさんご存知と思うが、これは蒸し海老などを手づかみで食した後の生臭さを消す為の手洗い用のボールだ。
ウーロン茶は油と生臭さを落とすのに非常に効果を発揮する。(ウーロン茶じゃないお茶の場合もある)。
このくらいは、皆さん知っていると思うので説明しない。最近は説明しなくても、みなさん大体知っている。
10年以上前、90年代初め、お客が中国に行きだした頃は違った。
俺はそのボールをいきなり飲んだおっさんを知っている。わしづかみで。
少なくとも2−3人は知っている。会社名と名前も挙げられる。
その人たちも今じゃ会社のおえらいさんなんだろーなぁー。
最初見たときは驚いたが、2人目からはみんな間違うんだと思った。
3人目からは面白いから説明せずに誰か飲むまでほっといた。面白いので。
いやねぇー、商社マンって。
ちなみに、スプーンですくって味見して、「これウーロン茶じゃないか!!!」と怒った人もいました。
その頃若かった俺は、こう思っていた。「飲んじゃったら、俺の手が洗え無いじゃん。おっさん」

さて、全員が一通り海老を堪能して5匹くらいあまるころに、メインの料理がそろってくる。
高級な店や日本人の良くくる店はこなれているので、料理もそれほど問題がない。
麻婆豆腐とか宮保チキンとかチンジャオロースとか、俺でも知ってる名前の料理に珍しい料理2−3点が出てきておわる。その場合は俺もボロが出ない。
北京ダックやフカヒレなどは皆さん大体知っているので困らない。
「フカヒレのスープは、まずそのまま食し、次にモヤシを入れ、最後の赤酢を入れて食すと味が3通り味わえます。」なんて説明すると皆さん感動されたりする。モヤシと酢は逆の順でもいい。
因みに、これは俺の創作だ。そんなしきたりや食べ方のルールは無い。俺がそうやって食したらうまかったので、勝手に作ってえらそうに薀蓄にしている。
ホント、中堅商社マンは最低だ。

上海蟹の場合は困る。中華料理の中でも、俺が再度食べたいと思うの料理の唯一の料理は上海蟹だ。
ただし、毎回食せるわけでも無いし、コストも高いので数年に一回くらいだ。
そのため、食べ方を忘れる。どういう食べ方だったか、マジで忘れる。
挙句にそういうときにアテンドが回ってきたりする。
最近食べた時も失敗した。思いっきりの失敗だった。
俺の記憶の中では、上海蟹は真ん中から半分に割って食べるという変な記憶が支配していた。
思い込みだ。
まったくの思い込みだった。
普通は殻の下の部分から胴体と分けて、殻の味噌を食してから殻を外した胴体を半分に割って、エラを外して食べる。日本の蟹と大体同じだ。
その時俺は、半分に割って食べるという記憶だけに支配されていた。
だから、「こうやって食べるんですよ」などといいながら、殻に指で縦線入れていきなり割って食べた。
自分でも変だな?って思いながらだ。
そこで、別の駐在員が黙って殻と胴体を下から分けて食べ始めた。
あ、まずい、そうだった。と思い出した。
知ったかぶりは怖い。ここで、違いましたとは言えない。
とっさに、こう言った。
「そうでしたね、やはり本場上海はそうやって食べる方のが本格的でしたね。皆さんああしたほうが、蟹味噌を十分堪能できますよ。」
危ない危ない。マジ危なかった。
ここで、間違いましたなんていったら、お付の馬鹿連中が何を言い出すか分からない。
現に言いたそうにしていた。
そういう連中は鬼の首取ったように、多分こういう。
「なあんだ、中国通なんていっても、そんなもんだ。」とか、さも嫌味っぽく、「いくら中国語ができても、上海蟹の食べ方もしらないじゃね。あやしいな。」とかだ。
だ、か、ら。俺は中国語ができるても、中国通じゃないって。
そんなもんになりたくもないし、できれば中国なんか来たくないんだって。
それに、あやしいとかぬかすお前の商売の通訳をしてやったのは、どこの誰だ!
上海蟹の食い方しらねーくらいで、けちつけるんなら、お前一人で煙台の田舎でもどこでも言ってみろ、こらぁー。
ゴビ砂漠に一人で置いとくぞ。沙呉浄とか出るぞ。
と、多分心の中で、こう思うだけのことになる。
中堅商社マンはつらいっす。
食べ方ひとつ間違えられない。

ところで、上海蟹の話題となると、必ず垂れる薀蓄がある。
これは上海蟹を食する前後には言えない薀蓄だ。
中国人の誰から聞いたか、映画で見たかの薀蓄だ。
上海蟹はゴミや動物の死骸を食って成長する。動物の死骸が多いところの蟹はうまいらしい。
ところで、80年代や90年代の中国では水死体がよくあがった。俺も数度ドザエモンを見た。
あれは悲惨だ。毛も抜けてれば、ブヨブヨに膨らむ。
そういった人間の死骸を食った上海蟹はうまいらしい。
だから、中国人は大戦中に死骸が川とかに多量に投げ込まれたときは、上海蟹を食べなかったとのことだ。
「だから、上海蟹は動物とか人間の死骸とか食べて旨くなってうんですよ。」などとえらそうに薀蓄する。話題提供も中堅商社マンの仕事だ。最低だ。
この話題には、ほとんどの日本人が嫌な反応をする。
「そうだったの。そんな話聞くと、もう食べられないなぁー。」とかぬかす。
俺はその反応を見ると、いつも考える。
「そんなこと言ったら、お前動物の肉とか全部食えないじゃん。日本だってブタなんか人間のウンコまで食うじゃんか?鶏なんか虫食ってでかくなるだろ。中国ででてくる牛肉だって、豚肉だって、犬肉だって、何食ってでかくなったかわかんないじゃねーか。」と。
ちなみに、俺は犬肉は絶対喰わない。喰えないのもあるが、中国の田舎では、子供が外でしたウンコを、それもホカホカのうちに、犬に食わせるからだ。
犬の口には子供のウンコが付いてたりする。その犬になめられたりしたら、悲惨だ。
ウンコ付いたのと一緒だ。
だから犬の肉も喰わないし、中国の犬には近寄らないことにしている。
さて、この上海蟹の話題だが、よほど日本人にはショックなのか、聞いた本人は必ず誰かに話す。
商売上の知り合いの知り合いに、その後に知り合うというパターンは良くある。
最後に回りまわって、誰かが俺に同じ話を始めることがよくある。
この話題は何度も俺に戻って来た。出所を探ると元は俺だったってことは良くある。
この話題は聞いた話しが元だが、他の話題には俺のオリジナルが多い。
それが、最終的にさも自分の体験のように、誰かに話されたりする。
なんか、変な感じだ。
おれの著作権侵害事件は良く発生する。業界の内輪では。



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スゴィね〜>ω<!!

2007/09/07 14:12
恋さん、恋ちゃんサン?
コメントありがとうっす、けど、何がスゴイんでしょうか?
中堅商社マン
2007/09/10 01:11

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