中堅商社マンの海外出張報告(へなちょこ編)

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zoom RSS アメリカ・南米出張 電動報告

<<   作成日時 : 2006/05/01 02:53   >>

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さて、前述したように俺は靴の商売をアメリカでやっていた。
日本の顔グロネエチャンが履いていた厚底仕様のブーツやサンダルをデザイナーと一緒にスペインやメキシコで作って、アメリカのファンキーネエチャンや兄ちゃんに履かせる仕事だ。
アメリカ各地のファンキーな小売やチェーン店に卸す仕事だ。
そういったファンキーな店は大体各地のファッションストリートといわれる通りに集中している。
NYではSOHO近辺だ。
シスコではHEIGHTストリートかなんかだ。
そして、ロスではメルローズがそういった変なファションの店が集中する場所だ。
メルローズはラシエネガのビバリーセンターの角を東に曲がったかどうかの通りで、サンセット通りと平行している、と思う。
中堅商社マンは、地理説明に関しては適当だ。たぶん俺だけだが。
そのメルローズには、アナスイだとか、ミューミューだとか、何かだとか、の有名店もあるが、他にもファンキーな店や刺青屋や洒落たレストランなどが軒を連ねていて、土日は夜通し騒がしい通りだ。
俺はその街の何軒かの店に靴を卸していたので、納入や返品や、新規デザインのモデル展示のお願いや、デザイナーのトレンドチェックなんかの目的で何回も訪問した。
そういった街にスーツ着て訪問だ。変だ。
全然似合わない。
というか、やはり浮いている。
中堅商社が強要するスーツ着用は、商売によってはメチャクチャ浮く。
逆に商売に逆効果だったりする。
そういったファンキー系の商売では逆に警戒されるからだ。

アメリカの都市のそういったファション系の店が連なる街には、ファション系の製品(服や靴や鞄)の他に、なぜかアダルトショップも並んで軒を連ねている。
いわゆるボンテージ系だ。
ファンキー系や刺青+ピアス系はボンテージ系に近いのか、かならずボンテージ系のアダルトショップがある。
名前は忘れたが、シカゴでもそうだったし、NYでもそうだ。
そのボンテージ系アダルトショップには、もちろんそういったボンテージ衣装やセクシーランジェリーを販売しているが、それだけではなく、モロ、それ系の道具も売っている。
それ系とは、いわゆるアダルトグッズだ。
伝道系とか首輪系とかムチ系だ。
で、ある平日の午前中に俺はメルローズに行った。
アポイント時間までヒマなので、いわゆるそういった店に入った。
10時くらいだ。客も少ない。
ちょっとエッチな気分でそれ系衣装を見物した。
もちろんすでに頭の中では、それ系を着せた女性を想像している。
たぶん、ほぼニヤケた状態だ。
「これはいいけど、これはちょっと趣味にあわねーな」、とか考えていると、別コーナーで騒がしい女性の声がする。
3人くらいだ。声の質はオバちゃん系だ。
白人かラテン系のオバちゃん系の声だ。
そのオバちゃん系の輪唱で、キャッキャと騒いでいて、店内はうるさい。
俺は思った。どうせ何かの衣装とか見て騒いでいるか、男性セクシーパンティーとか見て騒いでいる観光オバちゃんだろう、と。
それでも、そこだけ異様に明るい声で騒いでいるので、何を見て騒いでいるのか、俺は確かめたくなった。
中堅商社マンはボンテージ以外にも好奇心旺盛だ。
さて、そのオバちゃん軍団が騒いでいる店の反対側コーナーは壁に半分仕切られた形になっていて、店の中でも見通しが悪いエリアになっている。
興味を持った俺は、そーっと、その仕切られたコーナーに近寄って、その3人のオバちゃんが商品を手にとって騒いでいる現場近くに後ろから近寄った。
距離は1メートルちょっとだ。
そして、その手に取っている商品を斜め後ろから覗き込んだ。
で、驚いた。
1人のラテン系オバちゃんがうれしそうに手に持っていたのは。。。。
腕の大きさくらいのサイズの。。。。  
− 伝道 − だった。
そうだ張型だ。日本でいえばコケシだ。
それはいい。百歩譲って、コケシは良しとしよう。ここはアダルトショップだ。
しかし、、、、大きさだ。
手に持ったそれは、おれの腕くらいの大きさはある。
気づくと、オバちゃん3人の前の壁に陳列されている商品全部がそれ系だ。
伝道だ。コケシだ。張型だ。
それも全部メチャクチャでかい。
腕サイズがそれそのものの形をして、50本くらいぶら下がっている。
腕サイズ50本ポコチンだ。異様だ。
っていうか、自分のサイズを知っている俺は、ショックと負け犬意識で見てられない。
もー、いろんな形のバラエティーまである。
イボイボ付とか、2本を1本に繋げたのとかだ。(何を書いてるか分からん)
その、「腕サイズ百本の伝道ちゃんイボイボ付その他」の商品群の前で、その3人のオバちゃんはまるで少女のように手にとっては、はしゃいでいる。
「まー、そんなの入るの?」とか、「これは機能がいいわよ。」とか言ってる。
変だ。
ラテン系オバちゃんは恥ずかしくないのか?友達同士でそんなとこ来て、そんなもの見て。
って、いうか、その前に、そんな大きさホントに入るのか?
ファンキーな街にくるファンキーなラテン系オバちゃんは最強だ。
中堅商社マンでは絶対勝てないので、俺はこっそりその場を離れた。

話は変わるが、これも俺の話だ。
俺は南米にも度々出張した。南米は釣具や雑貨の仕事だ。
南米出張はチリやコロンビア・ペルー・アルゼンチンなども行くが、主な出張先はブラジルだ。
もー、ブラジルだ。もろにラテン系だ。
犯罪も仕事も生活も、ラテン系だ。強盗もサンバで脅すブラジルだ。
なにやっても悲壮感が少ない。
さて、ブラジルの隣にはパラグアイという国がある。
このパラグアイのブラジル側国境の町はフリーポートになっている。
いわゆる免税地帯だ。
シウダット デル エステという街だ。
この街には世界中のバッタ商品が流れ込んでくる。
だから日本のヒットしなかったビールだとか、香港製の偽者セブンスターだとか、はてはNIKEの偽者シューズからコンピューターまでありとあらゆる商品が偽者・本物ごっちゃ混ぜで販売されている。
ブラジル・パラグアイで、ビールの、冬物語とかが山積みで売られている。
1本30円くらいだ。
この街の異様さの報告は次回に譲るが、ブラジルから買出しに来る客用に数十件のインポーターが直接店を出して経営している。
そのなかの数社は俺の客だ。そこに釣具や雑貨系を製造輸出販売する。
この街に行くには、サンパウロから国内線の飛行機でフォズ ド イグアスまで行く。
いわずと知れたイグアスの滝のある町だ。
そこから客の車でパナラ川に掛った友情の橋とかいう名前のやたら高度の高い橋を渡って、対岸のエステ市まで行く。
ブラジル領からパラグアイ領に入るのに、パスポートチェックされない。
変な街だ。
商売はエステ市側の客のオフィスでやるが、夕飯とかはブラジル側で食べる。
なんせブラジルだ。夕飯はほぼシュラスコになる。
シュラスコはブラジル焼肉だ。
串で焼いた丸焼きの肉を串ごと客の皿まで持ってきて切り分ける、あれだ。
ブラジルではシュラスカリアという。
テーブルの上に筒みたいなものが置いてあり、客が食いたいときはその筒の緑の部分を上にする。
食いたくないときは反対側の赤を上にする。
で、夕食は必ずブラジル側のシュラスコ屋だ。毎回だ。
肉がやたらしょっぱい。日本の焼肉のタレが欲しくなる。
ブラジルのシュラスコ屋では、観光客用にショーと合わせた形態の店が良くある。
このフォズ ド イグアスのシュラスコ屋も同じだ。
イグアスの滝の見物とエステ市への買出しがセットになった観光があるようで、そういう観光客の為のシュラスコ屋はショーをセットにして客を呼んでいる。
ある日俺は客先の購買担当(社長の息子だ)の接待で、そのシュラスコ屋に行った。
肉と酒をたらふく食わされたころに、ショーが始まった。
巨大な店の真ん中にステージがある。
ショー自体はあまり面白くない。
インディオの歌と踊りや、アルゼンチンタンゴ、そしてブラジルサンバの踊りと演奏だ。
客はもちろんラテン系だ。
だから、一緒になって歌っている。いまにも踊りだしそうだ。
しかたないので、俺はショーの終わりまで付き合うことにした。
中堅商社マンはラテン系のバカノリにも、スーツ着てつきあわなきゃなんない。
ショーは進み、ブラジルサンバになるころには、客がほとんどノリノリだ。
特に観光客軍団はオバちゃんが多いせいか、あんなに肉を怒涛のごとく食ってたのに、テーブル席の椅子から立ち上がって一緒に踊り出している。
あんなに食ったら、普通動けないだろう、ぐらい食ってるのに、腰振って踊っている。
さすがラテンだ、ブラジルだ。サンバには満腹も無いようだ。
ほとんどが小結くらいの体型だ。大関クラスもいる。
それがほぼ全員立ち上がって、ステージと一緒になって踊るので、まるで、地響きだ。
場の雰囲気は、もうイケイケだ。
俺一人だけが座って見ている感じだ。俺だけ浮いている。
っていうか腹いっぱいで、普通あんなに踊れない。
さて、サンバのリズムが最高潮に達したころ、興奮した一番ノリノリのオバちゃんが、ステージに呼ばれることとなった。
ステージでは、マイクでそのオバちゃんに舞台に上がれみたいなことを言っている。
おばちゃんは気をよくしたのか、すこし照れながら、うれしそうにステージに行こうとしている。
客の注目がそのノリノリおばちゃんに集まっている。
ただ、自分の荷物が気になるのか、荷物を友人に預けるか、持ってステージに上がるか、ちょっと躊躇した。

そして預けることに意を決したのか、
ノリノリの踊りのまま、
行きかけたステージ手前から、
そのハンドバックを友人に手渡そうとして、
そして友人がそのバックの受け取りに失敗して、
バックの中身をぶちまけてしまった。

そして、落ちてぶちまけたバック中身から飛び出したそれは、
黒い色の、
ペットボトルサイズの、 
− 伝道 − だった。
リモコン付だ。
もー、形はそのものだ。ポコチンだ。
それが、床の上で「どうだ、でかくて、黒いだろぅ!!!」といわんばかりに寝転がった。
他の観光客オバちゃんは、それを見てサンバそっちのけで、ワーとかキャーとか奇声を上げている。
落としたオバちゃんは真っ赤な顔してあわてて伝道を拾っている。
もう、黄色い奇声の阿鼻叫喚だ。
ステージでは何が起こったかと、一瞬音楽が止まる。
そして、バックの中身を全部拾ったオバちゃんは、逃げるようにトイレに走っていった。
俺は思った、ラテン系オバちゃんはやっぱり入るんだと。
実際使っているそのサイズに愕然とした。
って、いうか、観光旅行にまでもってくんなよ、そんなでかいモノ。
ハンドバックに入れるて運ぶか、普通?

翌日、フォズ ド イグアスのホテルをチェックアウトした。
サンパウロに戻る為だ。
チェックアウトの時、同時にチェックアウトするのか、カウンターに、見るからに観光で来た、
ラテン系3人オバちゃんがいた。
ラテン系3人オバちゃんはキケンだ。どうみても全員50台手前だ。
おれはそのオバちゃんを無視しながら、チェックアウト手続きをしていたが、なぜか視線が異常に気になる。
ブラジルはほとんど人種差別が無い。
そして、その頃おれは30台前半だ。童顔系だ。
で、気になる視線の先に目を向けると、、、、、
3人オバちゃんがこっちをみながらニヤニヤしている。
3人でこっちみながら、ニヤニヤしながら、なんかささやいている。
3人オバちゃんの背後からはエロエロオーラが湧き出しているのが分かる。
もー、超怖い。
1人は、もう直球的にあからさまにスーツの股間を凝視している。
もう1人は今にも舌なめずりしそうな勢いの顔になっている。
その場で押し倒されそうな雰囲気だ。
俺は初めて、女性がエロエロ光線むき出しの男を怖く感じる気持ちが分かった気がした。
恐怖にいたたまれなくなった俺は、そそくさとチェックアウトを済ませて、その場から遠ざかった。
遠ざかりながらも、好奇心にそそのかされて、そのオバちゃん達を物陰から覗いてみた。
そしてそのオバちゃん達は、カウンターのホテル従業員にも、エロエロ光線を出していた。
俺は思った、誰でもいいんかい、と。
中堅商社マンは、ラテン系3人オバちゃんには絶対勝てない。
って、いうか、そんなサイズには薬飲んでも絶対到達しない。

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内 容 ニックネーム/日時
くすくす。。。ちょっと辛いですね。友達が教えてくれたんですが、アメリカのある南の州では「自己処理は駄目♪」っていう古い古い法律が残っています。彼女は日本のがお気に入り何だけど売っても買っても駄目なんで「デコレーションの為のオブジェクトです」って事で横っちょにちょっと鯉がついてたりと色々工夫があるんだよ♪なんて教えてくれました。。。
海外好き
2006/05/04 03:17
海外好きさん。コメントが何気ないようで、すごい内容っす。
面白いっす。
今回の投稿と同じような体験は他の人にも有るみたいで、アダルトショップ行ったらやはりすごいの選んでた、とは何人からも聞きました。
しかし、その古い法律はきついっすね。さすが南部。
男も適用されてるとすると、そりゃ暴動おきるっすね。
そうみたいです。FUNCTIONはやはり日本製がベストらしいっす、肥後ズ○キのラスベガス営業担当にいわせると。
ところで、鯉が変なところにあったたりしないんですかね。。。。。
中堅商社マン
2006/05/04 12:22

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