中堅商社マンの海外出張報告(へなちょこ編)

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zoom RSS 海外出張下痢便報告 1

<<   作成日時 : 2006/08/13 20:44   >>

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これは俺の話。最近の話だ、というか、先週当たった話だ。
当たったといっても、宝くじとかに当たったわけではない。
そんなもんに当たったら、こんなとこに書き込みしてない。
そうだ、俺は先週、久しぶりに、ほぼ10年以上ぶりに、食い物に当たった。
俺は海外ドサ周り中堅商社マンだ、だから、若いころの度重なる大当たり経験から、すでにすべての抗体が体内にあると信じていた。
が、当たった。悲惨だ。培った抗体も年には勝てない。
で、どういう経緯かというと。。。。。
先週俺はKLからペナンへ出張した。購買先訪問だ。
KLでの昼の業務を終え、夜KLからペナンに入った。
MHだ。マレーシアエアラインのことだ。
KL−ペナン間のMHは、国際線との乗り継ぎ便以外は、737か何かの小さい飛行機だ。
遅れる上に、揺れる。
で、現地の人間に言わせると、この区間で新人パイロットをその練習や経験の為に運転させているとの噂だ。
だから、揺れる上に、運転がへたくそだ。噂どおりだ。
南国特有の気流の関係とへたくそな運転から空中でガタガタ揺れたあと、着陸すると、
思いっきり、「ドン」!とかいう。
ペナンついても、KLついても、着陸時は、「ドン」とか言う。
その辺がMHだ、整備と運転と荷物の取り扱いで、あまり乗りたくない。
因みに俺の知り合いはバンコックにKLからMHで出張したところ、本人はバンコックに着いてるのに、荷物はなぜかブリスベンに行ってたとのことだ。
荷物だけオーストラリア旅行できて、ラッキーだ。
2日後、バンコックにやっと戻ってきた自分の手荷物をやっと引き取って、バンコックからKLへの帰国便で帰ったところ、その手荷物は。。。。。。
又、オーストラリアに行ってしまったらしい。
手荷物だけ、2回もオーストラリア旅行だ。ラッキーだ。
MHは手荷物へのサプライズサービスは重厚だ。さすがだ。
MHの他の重厚サービスとしては、過剰な冷房サービスがある。
マレー人向けなのか、機内が以上に寒い。冷房効かせ過ぎだ。
これは東南アジアのどこでもそうだが、これが日本人には慣れてない。

で、極度に疲労していた上に、過剰な冷房サービスで少々調子の悪かった俺は、その夕方便で、「ドン」!という音とともにペナンの空港についた。
翌日ベンダー(購買先)を訪問するためだ。
で、夜。
疲れてるので夕食の会食を断っている俺に対して、接待するのが当然のベンダー側は再三接待会食を俺に勧める。
断り続けるのが失礼なお国柄だ、で、結局「軽くなら」ということでOKしたのが運の尽きだった。
俺の現地子会社からの同行者はマレー人だ。言わずと知れた天然褐色オヤジだ。
なので、豚肉と中華が食えない。敬虔なイスラム教徒だからだ。
因みに、濡れた犬にも触れない。犬まで食う中国人と大違いだ。
よって、夕食はベンダー側(中華系マレー人、だから見た目だけ中国人と同じ、見た目だけだ、考え方は全然大陸中国人とは違う、全然まともだ。)は、洋食のレストランを手配したとの内容だった。
大した洋食屋じゃねーだろ、と高をくくっていた俺が案内された先は、非常にお洒落なフレンチ+イタリアンな店だった。
ペナンのジョージタウン近辺の海辺にある、洒落た中華風洋館を改造し、内装や調度にも趣向を凝らした、完全デートスポットレストランだ。
客層も、いかにもアジア人騙して顎でこき使って金もうけた挙句に、寒い自国より暖かいペナンで優雅で高慢な生活を満喫している白人夫婦連中が常連だ、みたいな感じだ。
アジア系の客層も富裕な中華系が多い。
ベンダー側は、いかにも無理して洒落た洋食にしましたって感じだ。
天然褐色マレー人オヤジが同行で来てなければ、いつもの中華だったのに。。。。
みたいな感じも同時に漂わせているが。。。。
だから、ベンダー側はこういう店には慣れてない。
慣れてるのはベンダー側の留学経験がある営業のオネエチャン担当くらいだ。
で、いきなり、飲み物はビールで良いか?と来たので、俺は、ここで食い方でも教えてやろうかと、ワインを飲ませろと要求し、最後は自分から注文した。
他のメンバーは俺がワインを注文している間にメニューを見ている。
で、すでにボーイを呼んで、すでにメインディッシュのオーダーを発注している。
スパゲッティーはメニューのどこだとか、ステーキはどれだとか、言ってる。
こっちでは食前酒、向こうではメインディッシュだ。
メチャクチャだ。ボーイも苦笑だ。
洒落たフレンチの店の一区画だけ、すでに中華飯屋のノリの様相を呈している。
ので、その区画だけ異様に浮いてる。
しょうがないのでホストでもない俺は、皆を制し、代わりに前菜からからメインまで全員を要求を聞いて注文してやることになった。
こういうことだけは中堅商社マンは場慣れしている。タイコ持ち接待の賜物だ。
だから、洒落たイタ飯屋で、さも場慣れした感じで、キザったらしく薀蓄を振りまいて、カッコつけてワインとか飯とか注文している商社マンがいたら、そいつはタイコ持ち接待の権化だ。ちっともカッコよくない。
そんなことカッコ良くできたからといって、白人からみれば、バカにする対象としての日本人として、できない奴と大差は無い。
結局、アジア人のとって洋飯のマナーなんてのは、白人にバカにされるネタの提供を最小限にするためだけのマナーでしかないからだ。
因みに、これは中堅商社マンとしての俺の、超偏見だ。
すべての白人がアジア人をバカにしていると言っているわけではない。
が、日本人を含めた黄色人種を元からバカにしている白人は明白に、かつ、多数存在しているのも事実だ。
日本人が無意識に黒人や天然褐色オヤジを低く見ているのと同じに。。。。。

で、その前菜の注文で俺は店のお勧めをボーイに聞いた。
そしてそのボーイが今日のスペシャルとして勧めてくれたのが、なんと。。。。
「エスカルゴ」だった。
俺の頭は一瞬止まった。で、瞬時に思考した。こうだ。
「えっ?エスカルゴ? かたつむり? ここはどこ? えっ、ペナン? ペナンってマレーシア? なんでマレーシアでエスカルゴ? っていうか、その辺のジャングルでマレー人の裸で裸足のオヤジに裸足でムチ打って取らせてきたカタツムリか?」
そういった懸念が俺の頭の中で渦を巻いている時、正面の営業担当ネエちゃんがすかさずボーイに言った。
「あたし、それ食べたい。!!!」
ちょっと待て待て!!ペナン・ネエちゃん。
キケンだぞ、キケン。ここはマレーシアだぞ、南国だぞ。
いくらあんたがマレーシア生まれだからって、そんなその辺のジャングルあたりから取ってきたカタツムリは、キケンだって。
カブトムシだって日本の3倍くらい、ゴキブリだって2倍くらいの大きさになるお国柄だぞ。
ドーナツくらいの大きさのカタツムリにドミグラソースかけて出てきたら、それだけで腹一杯になるぞ。
胃の中全部カタツムリだぞ。キケンだけじゃなく、そんなの悲しいぞ。
という考えが頭の中を高速で回転しながらも、そこはそれ、その場の雰囲気で流されるのが中堅商社マンだ、職業病だ、結局全員でエスカルゴをシェアすることとなった。
他のメンバーはもちろんエスカルゴの原料がなんだか分かっていない。
で、ワインが一巡し、料理が運ばれてきて、そして出てきたエスカルゴは。。。。。。
普通だった。俺の予想に反して味も、旨かった。がっかりだ。
元々店の料理が旨いから、カタツムリも旨い。
他のメンバーは明らかに、そのカタツムリを貝料理だと思って食っている。
一応天然褐色の敬虔ムスリムにだけは食わせるのをやめさせたが、他は旨い貝だとか言って食っている。
だが、ソースの味が中華系マレー人の求める味ほどしつこくないので、皆1ピースだけ食って、結局頼んだネエちゃんがもう1ピースだけ食ったあとに最後に2ピース残った。
そのころは、俺もワインが回って来ており、また、他メンバー全員の、その場の雰囲気とマナーを全く無視したスープ音ズルズル大合唱で、白人客の蔑視をものの見事に跳ね返し、逆に高慢チキな雰囲気をぶち壊してやったので、もうマナーもムードもエレガンスもどうでもいいやと思った俺は、残った2ピースのカタツムリを思いっきり口の中に放り込んだ。
で、翌日。見事に当たった。
カタツムリの他には考えられない。
朝方、寝ていた俺は、腹から心臓音が極度に鳴り響いている感触で目が覚めた。
変だ、何かおかしいと思った俺は、寝返りを打った。
寝返りを打った瞬間に下腹部から異様な便意が、それはもう、超高速に、苦痛とともに、湧き上がって来た。
寝ぼけた頭では、「当たった。カタツムリだ。」とか警鐘が出ている。
でも、湧き上がる便意が高速で、それどころじゃない。
で、便所に行こうと、飛び上がって起き上がって、体を伸ばしたら、腹の辺りに、、、、、、、
ナイフで刺されたような激痛が走った。
あまりに痛くてうずくまった、
が、高速便意はドンドン速度を増している。
超高速ライトスピード便意は、胃の激痛もお構いなしだ。
上部は激痛、下部は超高速スーパースピードハイウェイだ。
もう下腹部はトバ口まで濁流が押し寄せているから、トバ口本体がヒクヒクした状態だ。
なのに本人の俺は胃の辺りが激痛で起き上がれない。
よって、これ以上は決壊するという状態になった俺は、胃を押さえ体を90度前傾に傾けながら、トイレにダッシュした。
ほんの0.数秒で、何とか間に合った。
便器の中では、巨大な爆発音が何度と無く鳴り響いた。
そうだ、その時俺は、ラッパ君になっていた。
90度も前傾でトイレにダッシュできたのは、中堅商社マンとして鍛え上げた、毎日の客先へのお辞儀エクササイズのお陰だ。
まさに、「芸は身をたすく、ゲイは身を広げる」だ。
激痛に苛まれながら、すべての身を出し切ったラッパ君の俺は、なんとか待ち合わせの時間にベンダーへ訪問した。すでに状態はボロボロだ。
で、ベンダーの参加メンバーの全員も当たっているかと確認したところ、誰にも何にも問題が無かった。
当たったのは俺だけだった。それじゃ、ホントにラッパ君だ。俺は。
頼んだ張本人の営業ネエちゃんは、ピンピンしている。
普段は俺の方が、このネエちゃんにピンピンになりたいくらいなのに、だ。
結局、午前中だけは耐えられたが、あまりの苦痛の為、後を同行のマレー人に任せて、急遽その日の昼便でKLへ帰った。
で、結局MHは苦痛のラッパ君状態な俺にお構いなしで飛行機を遅らせ、KLに帰った俺には、その晩手足の痺れと胃の激痛が待っていた。
中堅商社マンはペナンのピンピンネエちゃんにも勝てない。
つづく。。。。。

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