中堅商社マンの海外出張報告(へなちょこ編)

アクセスカウンタ

zoom RSS KL→北京出張 スケベ中年オヤジ報告

<<   作成日時 : 2009/07/12 00:53   >>

面白い ブログ気持玉 25 / トラックバック 0 / コメント 4

これは俺の話。
というか、俺の同僚のスケベオヤジO(仮名)のあまりの変態スケベぶりに、出張先で散々な目に遭わされたドタバタ・スケベ話だ。

なので、やはり、女子供は閲覧禁止だ。

ところで、同僚がスケベオヤジというだけあって、書いている俺本人もオヤジとういか、オッサンであることは間違い無い。
同じスケベ中年オヤジであることには違いがないのだが、この稿の主人公であるスケベオヤジO(仮名)と俺の違いはというと、どこでも変態行為に及ぶスケベオヤジと、決まった場所でしか変態行為に及ばないスケベオヤジというところだけだ。
ちなみに、もちろん、俺は後者だ。
後者だろうが、巧者だろうが、変態行為に及ぶことには違いが無いので、大した差は無いと思われがちだが、この先を読めば、その違いがわかると思う。
そうだ、はっきり言って全然違う。
そうだ、開けっぴろげな変態オヤジは、やっぱり変だ。とういか、超迷惑だ。

2004年だったか、05年だったか。
マレーシアに駐在していた俺は、仕事でマレーシアから北京に向かった。
ちょうど冬だ。
もちろんマレーシアには冬は無い。
一年中夏だ。温度30度以上が一年中だ。
そう、その時点での真冬は北京だ。
零下10度だ。
で、真夏のクアラルンプールを出て、ホンコンの空港を経由して、で、北京だ。
なので、温度差40度だ。
プラスマイナスで、だ。
俺は北京に着いて、空港ビルの外に出た。
俺はマレーシア駐在中だ。
なので、俺の体は常時常夏仕様だ。毛穴が開きっぱなしだ。
で、その常時常夏体制の体で、零下10度の北京の外気にさらされると、、、、、
あまりの環境の激変に、、、、、
まず最初に、骨が縮まる。
ピキーンとか、骨が鳴ってるのが判る。
で、次に、外気にさらされた顔の皮膚が、急激に張る。
顔の筋肉に顔の皮膚が張り付くのが判る。
で、最後に、、、、
そうだ、結局、、、、メチャクチャ寒い。
あまりに寒いので、体が意志とは無関係に勝手にガタガタふるえる。
ホンコンの空港のトイレで着込んだモモヒキが全く役にたたない。
もう、ヘビ女に睨まれたハブ酒ぐらいに、ガタガタふるえる。(どんなだ?)
ちなみに、モモヒキは中国人の知恵を借りて、裾を靴下の中に入れているのは、常識だ。
零下の北京での、商社マンの鉄則だ。
だって、すげぇー寒いからだ。
ちなみに、モモヒキの色は、もちろん白い。
そんな急激な気候変動にも、文句言わずに順応するのは、中堅商社マンの哀愁を満ちたスゴ技だ。
なんにも役に立たない。
スゴ技の、それ自体が中国人のマネをしているので、全然すごくない。

そんなこんなで、気温差40度の北京に降り立ち、ホテルに入って、翌日の仕事の打ち合わせをしながら、酒を飲んでその日は寝た。
この稿での主役であるO(仮名)とは、ホンコンの空港で待ち合わせをして、ドラゴン航空で北京に入った。
前日ホンコンに泊まったので、朝便のドラゴンだ。
O(仮名)は夜行便でホンコン入りだ。
で、飛行機の搭乗口で落ち合い、挨拶もそこそこに搭乗し、座席に着いたと思ったら、即座にO(仮名)が立ち上がる。
なんだなんだと俺は思ったが、俺の驚きを認めたO(仮名)が、すかさず、真面目腐った顔で、こう宣言する、、、
「ウンコ行ってきます。」
「行ってきます」、じゃねー。
離陸もしてないのに、いきなりウンコ行くんじゃねー。
離陸まで短い時間しかねぇーじゃねーか、と思っている俺なぞおかまいなしに、勇んでトイレに向かうO(仮名)を見て、俺は思い出した。
そうだ、O(仮名)は必ず乗り物でウンコに行く。
前回の北京の時も、成田発の大混みのJALに乗った途端ウンコに行っていたのを思い出した。
ちなみに、その便は夕方便だった。
なんせ、奴はパリだかオランダだかで、空港バスに乗った途端に便意を催し、耐えるに耐えられなくなって、バスを無理矢理止めて、バスを待たせたあげく、エルメスだかビトンだかの免税店でトイレを借りた強者だ。
そうだ、買い物などは一切せず、ウンコだけの為に、高級ブティックだかの専門店に入り、トイレを占有した強者だ。
というか、メチャクチャ迷惑な日本人だ。

で、北京。
小生意気で反日な中国ネエチャン営業マンと死闘を繰り広げたミーティングが終了し、中国大飯店にある今半だかで、シコタマ日本酒を飲んで、したたかに酔っぱらった俺たち一行。
俺はそのまま帰って、寝ようかとしたところ、すかさずO(仮名)が宣言する。
「マッサージ行きましょう。マッサージ。」
俺は思った。
やっぱり来たか、と。
こいつのマッサージ希望は、マッサージだけではないのは確実だ。
そう、毎度ながらスペシャル付きの希望だ。
それならそれで、一人で行けばいいものを、何せここは北京だ。
英語は流暢だが、北京語ができないO(仮名)の要求はすでに明白な状態だ。
そうだ、そういった状態になったら、俺に通訳させようという魂胆が見え見えだ。
で、酔っぱらっている俺は俺で、長旅で体が凝っている。
なので、マジなマッサージが必要だ。
なので、なぜだが、タクシーの兄ちゃんと親しくなりながら、その兄ちゃんの紹介のマッサージ屋に行った。
もちろん、タクシー兄ちゃんの紹介マッサージ屋には、まともなところが無い。
まともなところが無いということは、中堅商社マンもベテランの域に達すると自然に身に付く知識だ。
そんな鉄則を知って、すでに達人域に達しているのに、酔っぱらった俺は、そのまま兄ちゃんの案内の店に向かわせた。
酔っぱらうと、身につけた知識が全く役にたたないのは、中堅商社マンの伝統芸だ。
修得しても意味の無いノウハウは、なぜかいっぱい持っているのが基本だ。
で、そのマッサージ屋。
中国では普通のサウナマッサージだ。
あまり危険な感じはしない。
なので、俺たちは普通のマッサージ部屋に入った。
入ると個室だ。
個室にベッドが2つ並んでいる。
そこに寝たO(仮名)と俺は、最初は普通にマッサージを受けた。
受けること15分くらい。
O(仮名)がしきりに俺に話しはじめる。
「○○さん(俺の名前)、この娘かわいいなぁー、いいなぁー。」と、だ。
別にそれほどかわいくない。
俺に付いたネエチャンも、O(仮名)をマッサージしているネエチャンも普通だ。
普通にその辺に多量にいる北京のマッサージ・オネエチャンだ。
なのに、O(仮名)はしきりに「かわいい」を連発する。
俺に日本語で言っても、ネエチャンにはわからないのに連発する。
そうだ、「かわいい、気に入った」と中国語でこのネエチャンに言ってくれという欲求が見え見えだ。
俺はマッサージを静かに受けたい。
受けたいが、そこはそれ、外国でのサービス精神が旺盛な中堅商社マンだ。
だから、酔っぱらっているので、脳が勝手に反応して訳してしまう俺は悲しい典型的中堅商社マンだったりする。
最初はあいさつ代わりの会話をした。どこの出身だとか、何歳だとか、だ。
その辺は、いくら失礼の塊の中堅商社マンでも心配りはある。
が、しばらくすると、その通訳のまどろっこしさに痺れを切らしたOは一方的なコミ二ケーションレスに我慢ができなくったのか、ついに俺に向かって要求してきた。
「○○さん(俺の名前)、この娘かわいいので、かわいいって言ってくださいよ。超好みだって。お願いしますよ。」
なんで、俺がオノレのスケベ好みまで通訳してやらなきゃならんのだ、と思いながらも、酔っている俺は、そのまま北京語が自然に出る。
出ると、その言葉に気をよくしたネエチャンは、俺の方を向いて、まんざらでもない笑顔を向ける。
で、俺をマッサージしているネエチャンは、同僚だけがほめられて気分が悪いのか、俺を揉む力にやたら力が入る。
ちょっと待て待て。
俺が言ってるんじゃないって。
O(仮名)がスケベ心丸だしで発言してるだけで、俺が言ってる訳じゃないんだって。
それに、ネエチャン、俺に向かって笑顔で誘っても意味ないの。
言ってるのは、今あんたが揉んでる、その危険なスケベオヤジなの。
で、酔っているO(仮名)はそんな微妙な空気はおかまいなしに、日本語でかわいい・好みだ・イイですねーを俺に向かって連発している。
あまりに連発するので、まるでO(仮名)は、実は俺のことを「かわいい」と言っているのかと誤解するほどだ。
なので、俺もちょっと照れたりする、、、、訳はない。
絶対ない。あると、すげぇー気持ち悪い。
北京のマッサージ個室で、半裸のスケベオヤジ2人がお互いを見つめながら、
「かわいいだの、好みだ」のをささやきあっている図は、異様だ。
というか、気持ち悪すぎる。

で、そのO(仮名)。
何度も「かわいい」だのを俺に北京語で言わせ、だんだん悪い気はしなくなって来たマッサージネエチャンの反応をいいことに、手を握ったり尻を触ったりしだしたので、今度はネエチャンから反撃が開始され、いつの間にかO(仮名)の股間あたりをマッサージ攻めしている。
これで行けると思ったのか、O(仮名)は臆面もなく俺に聞いてきた。
「○○さん、スペシャルマッサージはしてくれるんですか?」
俺に向かって、聞くんじゃねー!
まるで、俺がお前にスペシャルマッサージするみてぇーじゃねえか!
何で俺が、汚いスケベオヤジにスペシャルマッサージを施してやらなきゃなんねぇんだよ。
それに俺はマッサージ中だ。
マッサージ受けながら、なんでオノレにスペシャルマッサージをわざわざやってやらなきゃいけねーんだ。
オノレみたいな半裸のすけべなオッサンに。このハナクソがぁー。
オッサンでなくとも、男にそんなことするのは普通吐き気におそわれるだろうが。
と、一瞬思って錯乱した俺は、我に返った。
俺に北京語で聞けってことか、と。
で、またまた思った。
なんで俺が聞かなあかんのやぁー。自分で聞け、と。
で、その通り、O(仮名)に言った。
さすがにそこまで俺に聞かすのは失礼かと思ったのか、O(仮名)は英語でそれらしいことをネエチャンに聞いている。
で、ネエチャンもわかったのか、反応はOKの様子だ。
が、値段の交渉がままならない様子だ。
そこは英語では通じないのか、値段でもめている。
俺と俺をマッサージしているネエチャンはそのあほらしいやりとりを聞いて全くしらけた状態だ。
で、マッサージされながらの俺は思った。
こいつ、もし値段の折り合い着いたら、隣に俺がいる状態でスペシャルマッサージする気か?
丸見えじゃねーか、と。
いいのか?と。
そう思う俺の心配は無駄だったということが、このあと発生するのマレーシア事件でわかるには、もうしばらく時間が必要だった。
開けっぴろげ変態スケベオヤジのO(仮名)は、見られる方がオカズになることがわかったのは、だ。
ちなみに、俺はそんなもの見たくない。ここで断言しておく。
で、値段交渉がままならないO(仮名)は、ついに欲望に負けたのか、いきなり俺の方を向いて、更にこう言った。
「○○さん、値段高いので安くしてくれるように言ってくださいよ。あと○○元おまけしてって。」
あほか、ほんとにアホなのか、オノレは!
なんで俺がオノレのスペシャルマッサージの値段交渉までせにゃならんのや!ボケ。
それにそんなにしてほしいなら、値切るな。ハナクソ。
そんなサービス値切る奴は、あまりにセコすぎるだろうが。
値切るなら、そんなサービス要求しねぇーでホテル帰って一人で、オヤジスペシャルマッサージしとけばいいだろうが、窓全開で!
やっとけよ、ポコチン凍えさせて。
そう思ったが、そこはそれ、泥酔した親切中年オヤジの俺は、少々通訳してやった。
してやったはいいが、ネエチャンは値段を譲らない。
で、ケチなスケベ中年オヤジO(仮名)も予算額からは譲らない。
で、何度か通訳した俺は、だんだんアホらしくなって来た。というか、腹立って来た。
なので、俺は、いきなり立ち上がった。
で、アホなやりとりを続ける2人に向かって言った。
「やってられるか、俺は帰る」と。
そのまま、自分の衣類を来て、ふてくされて帰ったのはいうまでもない。
穏和な中堅商社マンも、アホな通訳の再三の強要には速攻で切れたりする。
で、そのままホテルに帰って寝た。
翌日。
会うなり、O(仮名)は、一声。
「なんで帰っちゃったんですか?昨日。あのあと、超サービスよかったのに。もうサービスすごくて超気持ちよかったのにぃ。○○さんもすればよかったのに。」
アホか、このボケ。
帰ったのは、オノレとネエチャンが原因だろうがぁ!
人の言語能力使って、値切って気持ちよくなってんじゃねぇー、このボケ。
という怒りも、どうもOには通じないようだった。
とうことで、O(仮名)との初回の北京出張は終わった。

で、1ヶ月後。
また、客の要求で北京出張となった。
またまた、O(仮名)と同行だ。
で、またまた、反日中国人ネエチャン営業マンとバトルを繰り返し、ヘトヘトになって夕飯で酒を浴び、で、またまたまた、O(仮名)のリクエストでマッサージ屋だ。
前回のアホな通訳に懲りた俺は、ボディマッサージをやめて、即、足マッサージに直行した。
O(仮名)はスケベ心からか、即個室マッサージ直行だ。
今度は一人部屋に行ったので、放っておくことにした。
で、足マッサージを終えた俺は、まだ時間があるのでボディマッサージを要求した。
もちろん普通のマッサージだ。
が、なにを勘違いしたか、日本人だとすべてスケベだと思うのか、店の兄ちゃんは、店の裏部屋に来いという。
なんだなんだ、と思ってる俺を、店の兄ちゃんは勝手に先導して、店の裏側につれて行く。
なんだ、やばいぞと思ったが、そこはそれ、泥酔してるのでリスク管理があまい。
そのまま店の裏路地を通る。
路地では、店のチンピラかガードなのか、汚い兄ちゃんが数人たむろして、賭トランプをやりながらこっちをニヤニヤ見ている。
その集団の脇を抜けて通ると、隠し部屋の個室に案内される。
で、ベッドのあるその怪しい個室でまっていると、しばらくして、マッサージ担当のオネエサンが、黄色いトレーナーに安そうなジーパンをはいて、肥えたガタイで入ってきた。
髪型はオバサンパーマの茶髪(色あせた金髪系?)だ。
もう、見た目じゃマーサ三宅状態だ。
マーサ三宅の24時間テレビ状態だ。
自宅の小銭を募金しなきゃと思ったりさせられる状態だ。
どこからか、欽チャンが出て来るんじゃないかとヒヤヒヤしたりする。
でも、欽ちゃんは来ない。当たり前だ。
ここは北京だ。北京の場末のマッサージ屋だ。更に真冬だ。
で、その中国のマーサ三宅に促されるまま、ベッドに横たわってマッサージが始まった。
で、そのマッサージ。
全然気合いが入ってない。
マッサージ自体やる気がない。
もう、完全にそっち系専門で来ましたって感じだ。
なので、マッサージもそこを中心に攻めてくる。
俺は、ちゃんとマッサージしろと要求した。
ムっと来たのか、ネエチャンは更にマッサージにやる気を出さない。
で、暖房が強いので、暑い。
「暑い暑い」を連発したネエチャンは突然、おもむろに、、、、その偽24時間テレビ用の黄色いトレーナーを脱いだ。
ギクッとしながら俺は思った。
なんでいきなりなんだ?それも客の俺に聞きもせず、と。
そして更にびっくりした。
偽24時間テレビトレーナーを脱ごうとして挙げた両手のその付け根には、黒グロと、、、、脇毛が生えていた。
もうジャングル状態だ。
更に暑い暖房とマッサージした運動の影響か、ジャングルの脇毛が、、、、テカっていた。
まさに、脇毛のレインフォレスト状態だ。
真夏のマレーシアから真冬の北京に来て、密林を見せられるとは思わなかったです状態だ。
中国のマーサ三宅の偽24時間テレビコスプレを見せられて、更に漆黒のジャングルを見せられた俺は、萎えた。
「ちょっとは、」と、期待した俺がアホだったと後悔したことは言うまでもない。
で、俺はもういいといって、立ち上がって着替え始めた。
マーサ三宅はアタフタしている。
「もうサービス(保養)はいいのか」、とか、「なんか失礼なことしたか」、とかだ。
「俺はマッサージを依頼してるんだ、按摩だ。保養じゃねぇ。態度悪いし、ちゃんとマッサージしないから帰る」、と。
で、最後にはマーサ三宅はふてくされてムッとしている。
さすがに言い過ぎたと思った俺は、余計なチップを払ってやった。
中堅商社マンも言い過ぎには、すぐ後悔したりする。
なのに、なのに、だ。
マーサ三宅24時間テレビは、そのチップを見て、、、チップが足りないとゴネ出した。
ふざけんじゃねー、と思った俺は、更に切れた。
で、さんざん文句を言ったので、マーサ三宅24時間テレビ・ジャングルクルーズネエチャンは、もはや完全にふてくされ状態だ。
着替え終わった俺は、その隠し部屋を出ようとする。
すると、それまでふてくされていたマーサ三宅24時間が、体制を立て直し、
いきなり猫なで声で近寄ってきた。
「お願いがある」、と。
俺は、なんだなんだ、と思った。
思った俺に、そのネエチャンはいきなりポケットから手を出して、
手のひらを開いて、
俺に見せたのは、日本の500円玉2個だった。
で、こういった。ジャングルクルーズの密林を脇からはみ出しながら。
「千円札に両替してくれ」、と。
ざけんじゃねー。
札じゃないと元に両替できないからって、脇毛はみ出しで、500円玉二つ手のひらに乗せて、おまえのサービスに怒っているお客に言うか普通。
なぜ、そこまで紅顔無知できるんだ?
いい加減なサービスに、チップまでもらっておいて、更に要求できるところがわからん。
そこまで、自分の利益優先か?
さすがに切れた俺は、ふざけんじゃねー、と言って部屋を出た。
全く、踏んだり蹴ったりだ。
で、ニヤニヤ笑ってこっちを見ているチンピラ兄ちゃんのタムロ場をすぎて元の店のフロアーまで戻ると、そこにはすっきりして満足気な笑顔のO(仮名)が居た。
「いやぁー○○さん(俺の名前)、よかったですよぉー。」
よかったです、じゃねぇー。
まったく2重にがっくりだ。
俺はさんざんだ!といいながら、店の女店長にさんざん呪詛を吐いてO(仮名)と店を後にした。
で、思った。もう2度とコイツと北京に来るか、と。

と、心に決めた俺に、非常に運の良いことに、北京での仕事はその後消滅した。
(させたと言う方がいいが)
が、運の悪いことにか、そのO(仮名)は、仕事調整の為、その後マレーシアに数度出張に来た。
仕事自体は、O(仮名)とのそれは別に悪くはない。
ほかのアホと比べると、非常に良好だ。
そうだ、昼はいい。
問題は夜だ。
夜になると変態スケベオヤジの本領が発揮されるのか、地がでるのか、その変態趣味のおかげでとばっちりを食わされるのは、なぜか俺だ。
で、そのO(仮名)のマレーシア出張の夜。
会社のメンバー数人で、やはり泥酔し、で、今度はKLで有名な中華系オネエサンのいるカラオケ屋へ繰り出した。
メンバーは全部で10人ぐらいだ。
で、その一人一人に店のオネエサンがつく。
なので、フロアーを囲んだソファーのある広い部屋に20人以上が居ることになる。
真ん中はフロアーでダンスとかできるようになっている。
で、カラオケがある。
そこまではいい。
普通のカラオケ屋だ。
普通のカラオケ屋と違うのは、その広い部屋にトイレが2個ある。
で、普通のカラオケ屋と違うのは、そのトイレの中になぜかソファーベッドがある。
もう、そのものズバン状態だ。
「そこで、どうぞ」、状態だ。情緒のカケラもない状態だ。
あまりの開けっぴろげで、ぜんぜんそういう気が起こらない。普通の感性なら、だ。
が、そこはそれ、スケベな変態オヤジだ。
「もう場所ならどこでもいいです」とばかりに、店に入って30分もしない状態で、ついたオネエサンAに連れられて、速攻でトイレに2人で入った。
それを見て俺は思った。
それ優先か?少しでもデリカシーないのか?と。
で、俺。
泥酔しているので、着いたオネエサンBを相手に散々しゃべり倒していたところ、5分も経たずにO(仮名)とオネエサンAの入ったトイレのドアが開いた。
で、O(仮名)が、そのオネエサンAの手をグイグイ引いて、2人して俺に向かって来る。突撃状態だ。
もう、すごい形相で俺に向かってくる。
なんだ、なんだと驚いている俺に、O(仮名)はズンズンと速攻で近づいて来る。
で、おれとオネエサンBの目の前に、2人して仁王立ちになると、O(仮名)は、おもむろに俺の腕をつかんで、こう言い放った。
「○○さん、一緒に入りましょう。4人で入りましょう」と。
なんでだ? このアホ。
なんで俺がおまえとそのネエチャンAと、こっちのネエチャンBと4人でトイレに入んなきゃなんねーんだよ。
で、おれは、O(仮名)に、その通り怒鳴った。
それを聞いたO(仮名)は、全く悪びれもせずに、こう切り替えした。
「一緒にやりましょ。俺、見られないと燃えないんです。見てくださいよ。」と。
アホか、アホか、このアホ。
見てくださいじゃねぇー。
俺はおまえの行為なんて、これっぽっちも見たくない。
が、O(仮名)は、拒否する俺の腕をつかんで、「○○さんのも見てあげますから」と抜かす。
あげますからじゃねぇー、このアホのアホ。
おまえになんか、見ていただきたくねー。
が、拒否する俺をグイグイ引っ張りトイレに連行する。
で、俺に着いたネエチャンBは、ひょこひょこと一緒にトイレに着いてくる。
着いて来なくていいんだって、わざわざよ、このネエチャンBもよぉー。と思っている間に、トイレに連行される。
で、変なソファーベッドが「それどうだ!ここでどうぞ!」と言わんばかりに置いてある狭いトイレで、いつの間にか4人が立っている状態になった。
アホだ、もうメチャクチャにアホな状態だ。
どうすんだ、この状態をよぉ。
トイレには他に洗面所があり、さらにトイレなのでもちろん便器がある。
便器の横には、マレーシアでは定番のお尻洗い用の水道の蛇口がある。
普通はそれにホースが付いていて、尻を洗うように設定されているが、なぜだかそこにはホースは付いていない。
そりゃそうだ、こんな酒を出すいかがわしい店にマレー人が来るわけない。
で、その異様な4人状態のトイレの中、変態O(仮名)は、ズボンを脱ぎ初めている。
「ちゃんと、見てくださいよ。」
見ない見ない。見たくないんだって。
「いやじゃー、見たくないわい」と言ってトイレから出ようとする俺の腕を捕まえたO(仮名)は、着いてきたオネエチャンBに向かってこう言う。
「OKな。4人プレイOKね。ほら○○さん、OKって言ってますよ。」
俺の意志をさしおいて、勝手にOKにするなボケ。
で、そのネエチャンB。
OKしながら、なぜかトイレに付いている蛇口を指さしている。
なんだ、なんだと思いながら、不思議に思った俺はそのネエチャンBに聞いた。
「なんだ」、と。
で、そのネエチャンBは、蛇口を指しながら、こう言った。
「OKね。バット ウォッシュプリーズ」と。
俺は一瞬何を言っているのか、混乱した。
で、O(仮名)が間髪入れずに俺にこう言う。
「○○さん、する前にポコチン洗えって言ってますよ。洗ってくださいよ。」と。
ちょっと待てこのボケ。
蛇口がついているだけだぞ。
壁から蛇口だけ出てるだけだぞ。
高さ1mくらいの壁にポツンと蛇口だけ付いてて、下は何もない床だぞ。
で、何を言っているか理解した俺は、O(仮名)に聞いた。
「あんたはもう洗ったのか?」と。
俺は何言ってんだ?
「もう洗ったのか」も無いもんだ、ここはトイレだ。風呂場じゃない。
「いや、この娘(A)はそんなこと言わないです。その娘(B)だけ○○さんに、その蛇口でポコチン洗えって言ってますよ。そこまで言われたら洗わなきゃ。」
俺は泥酔中だ。
なので、なぜかそのメチャクチャな論法にかかって、「あーそうか」と思って、フラフラと蛇口に向かった。
で、その蛇口。
蛇口が付いてる高さは、俺のヘソぐらいの高さだ。
なので、泥酔している俺が、ポコチンを洗おうとすると、その高さから自然につま先立ちになる。
つま先立ちになって、やっと届く高さなので、泥酔状態の俺は非常に不安定な状態になる。
で、追い打ちをかけるように「○○さん、早くポコチン洗ってくださいよ。」
「ウォッシュ ハリアップ。」の声が、俺の背中に降りかかる。
泥酔した俺は、なぜかその指令に素直に従い、蛇口に向かい、つま先立ちの不安定な状態で、ズボンのベルトとチャックを下ろし、さらにズボンを膝まで下ろし、パンツを下ろしかけたところで、、、、、
ハッと気がついた。
そうだ。
こう気がついた。
「あれ、このまま洗ったら、ズボンがびしょぬれじゃねーか」と。
ちがう、ちがうって。その時の俺のバカ。
そんなことじゃないだろ、気がつかなきゃいけないのは。
で、振り返り、アホ3人(OとネエチャンAとネエチャンB)に向かってこう叫んだ。
「このままじゃスーツがびしょ濡れになるじゃねーか。」
アホ3人。反論する俺に向かって3人で「それでもいいから、ポコチン洗え」「ウォッシュプリーズ」の大合唱だ。
お前らヒトデナシか。こらー。
さすがの素直な泥酔オヤジの俺も、そこで切れた。
「なんで俺だけポコチン洗わせられなきゃなんねーんだ。
ホワイ ポコチン ウォッシュなんだ!このテレマカシ女!」
もう、怒りと泥酔で言語がメチャクチャな状態だ。
「マイ ポコチン ベリークリーン ウィズ フローラル スメルだぞ! ユー ノウ カ? 」
もう、英語じゃなくなってる俺の心からの叫びに、ネエチャンBは間髪入れずに、こう、ぬかす。
「アイ ドント ノー。ウォッシュ プリーズ」
そりゃ、そうだ。そりゃ知らんわな。見せたことないし。
で、俺は思った。
こいつら、何様のつもりだ、と。
毎朝ポコチン洗ってフローラルスメルにしている俺様が、
場末のカラオケネエチャンと変態スケベオヤジに、
変なトイレで、
ポコチン洗えと命令される覚えはないぞ、こら。と。

結局、そのポコチン洗えネエチャンBの否応無いしつこさにブッチ切れた俺は、怒声をまき散らし、散々どなりちらして、ドアをけ飛ばして開け、O(仮名)の止める声と腕をふりほどいて、元のフロアーにムッとして帰った。
いうまでもないが、激怒する俺のズボンのチャックは半分開けたままだった。
なんだか。

で、O(仮名)。
結局3人でトイレから出てきたのは、15分後だった。
満面の笑みを浮かべて。
後から聞いたが、ポコチン洗えネエチャンBは、傍らに立って見せられてただけだったらしい。
なんだか、、、、、

結局中堅商社マンは、公開変態オヤジにも、チンチン洗えネエチャンにも勝てそうもない。
っていうか、勝ちたくない、そんなことで。
そんなとこで、洗わなくても、いつもフローラルだし。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 25
面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
驚いた
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ご苦労様です。久々の出張報告ですね。(約2年ぶり?)
久々のご出張だったのでしょうか。
今後は定期的に報告を上げるように。と言うか、出張すれば必ず報告書を入れるようにしないと立派な商社マンには成れませんよ。
スケベオヤジ0さんはどこでもしたいのではなく、見られている事に興奮するので中堅商社マンさんと一緒にしたかったのでしょうか。要するに3人以上でしたい訳ですよ。中堅商社マンさんはそこに免疫がなくて変だと感じているようですが、こんな事は日常茶飯事です。仕事で客先のお偉いさんが出てきて、昼間は普通のおじさんであっても、夜になると変貌するという事はよくある話です。
次回の報告を楽しみにしています。
SPS商社マン
2009/07/14 15:57
久しぶりに大笑いしました。イヤー、懐かしい。
次回報告待っています。
O san
2009/07/29 01:33
初めて拝見させて頂きました。現在香港に出張中、一人さみしい部屋で大爆笑させて頂きました。有難うございます。
マッギン
2011/02/08 22:30
マッギンさん、コメントありがとうございます。
こんな半死にブログで爆笑いただけると、香港でのひとりさみしい夜を経験している者同志の同志愛が溢れてきますね。
何か面白いご経験がありましたらコメント報告していただけると、中堅商社マンのアホ報告の今後の励みになったりします。
ところで最近はアジアでのアホな事件の発生がめっきり少なくなりましたね。
ちょっとさみしい限りです。
中堅商社マン
2011/05/05 22:33

コメントする help

ニックネーム
本 文
KL→北京出張 スケベ中年オヤジ報告 中堅商社マンの海外出張報告(へなちょこ編)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる